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造型社のアクリルホビーショップ『ZAHS』のスタッフブログです。

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一軸偏心ねじポンプは完成しました

2013 - 05/15 [Wed] - 17:53

以前のブログでは弱音をはいていましたが一軸偏心ねじポンプは諦めていません。

楕円のステーターの中を真円のローターが自転しながら往復運動する基本的な動きの原理を見つける事が一番肝心な作業でした。

モーノ図


いつもの様にパソコン画面でコツコツ作業の結果大まかな形は早い段階で出来ていたのですが、スムーズな回転をなかなか得られなかったことと、視覚的効果が満足いく物になっていなかったことが商品化に踏み切れなかった理由でした。

中でも一番のネックは回転時に起きる引っ掛かりの問題でしたが、この原因は2つありました。
1つは前に伸びるローターの接続が入力軸側だけで片持ち構造のためローターの先端部が垂れて常にステータとの衝突を起こしていた事。

2つ目はローターとステーターを断面で表現しているため、ローターの積み上げとステーターの積み上げでアクリル板の厚みのバラツキによるサイズの差が生じてこれも衝突の原因になっていた事でした。

1つ目の問題はローターの先端に付けた突起がエンドカバーのセンターピンと内輪を倣う様に滑る仕掛けで芯が通り、ブレの無い回転を得る事が出来ました。

2つ目は断面3mmのステーターに2mmのローターを擦れる事無くちょうど真ん中で動作し、それを連続的に保つ様に工夫した事で解決できました。

厚みの違うアクリル板を合理的にパーツに割り当てる事が解決策だった訳ですが、なかなか正解が見つからず、クイズのような取り組みでした。

ちなみに使用したアクリル板の厚みは、3mm、2mm、1.5mm、1mm,です。

完成した一軸偏心ねじポンプは回転の滑らかさやローターの動きの視覚的効果もほぼイメージ通りに仕上がりました。

実際の一軸偏心ねじポンプはステーターやローターは滑らかな構造でクネクネと動く構造ですが、ZAHSのアクリルキットは断面の動きの原理を強調した形をとっています。

P1010067.jpg


ユニークな一軸偏心ねじポンプの動きを何とか表現出来たかなと考えています、近いうちにZAHSの商品ラインナップに追加しますので宜しくお願いします。

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